血液がなければ、人間は生きていけない。みんなが知っていることですよね。でも、血液が体のなかでどんな働きをしているか、知っていますか?
実は血液の中にはスペシャルな能力の持ち主たちがチームを組んで、わたしたちが健康に生きるために必要な役目を果たしてくれています。
肺から取りこんだ酸素を全身へ運んでいます。ちなみに血液が赤いのは、この赤血球の中のヘモグロビンという成分が赤色だからです。
ケガなどで血管が傷ついたときに、傷口をふさぎ出血を止める働きがあります。円盤のような形をしているため、血小「板」と呼ばれています。
体内に入ってきた細菌やウイルスをやっつける働きがあります。「免疫力」を発揮するには、これの働きがとても重要です。
血液の中の約60%を占める液体で、栄養分を体のすみずみまで届けています。また体の各部で生まれた老廃物や二酸化炭素を排出するなどの働きがあります。人の健康に大切な色々なタンパクを含んでいます。