血友病ってなぁに?

 血友病とは、血液が固まるのに必要な蛋白が不足している為、血が止まりにくくなる病気のことを言います。

 血を止めるには、血小板、血管、血液凝固因子が必要です。血液凝固因子は12種類あり、それぞれ番号がつけられています。その12種が次々と反応し、最終的にフィブリンという糊を作り、出血を止めようとするのですが、血友病の患者さんは、そのうちの一部が遺伝的に不足しているため反応が途切れ、出血が止まりにくくなります。第[(\)因子が不足しているタイプを血友病Aといい、第IX因子が不足しているタイプを血友病Bといいます。なお、血友病は血が止まりにくい病気であり、出血しやすい病気ではありません。つまり、他の子がして出血が起こるような危ないことは危ない、他の子がやって大丈夫なことは大丈夫というわけです。