TOP 凝固・線溶検査 凝固・線溶検査ポケットブック

凝固・線溶検査
ポケットブック

著者

北海道大学 名誉教授 松野 一彦 先生

北海道大学病院 検査・輸血部 安本 篤史 先生

2023年11月作成
(審J2310159)

はじめに 本書「凝固・線溶検査ポケットブック」は、旧「凝固・線溶系の検査」を発展的に改定したものです。「凝固・線溶系の検査」は、1993年に著者 白石検査研究所所長の近藤光先生(2004年ご逝去)、監修 札幌医科大学附属病院 検査部長の黒川一郎教授(2016年ご逝去)で出版され、黒川教授の定年退官後、2000年から私が監修を担当しておりました。2004年に著者の近藤光先生が急逝されたことから、著書としても担当することとなり本書の刊行となりました。
「凝固・線溶系の検査」は、初版当時から、卒業まもなくの臨床医および臨床検査技師を対象に、日常の業務のかたわら、凝固・線溶系の検査でわからないことがあった場合に、ポケットから取り出して簡単に確認いただくことを目的として書かれておりましたので、本書「凝固・線溶検査ポケットブック」でもその目的に沿って多くの方々が日常的に使いやすいように、現在保険採用されている凝固・線溶検査項目を中心に選択いたしました。本書が、とかくなじみにくいといわれている凝固・線溶検査に少しでも親しみを持つきっかけとなれば幸いです。
なお、本改訂版より著者として北海道大学病院 検査・輸血部の安本篤史先生に加わっていただき、新たな視点を加えていこうと思っています。

2023年 秋
北海道大学 名誉教授
松野 一彦
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Sample
— 目次 —
  1. 凝固系に関する検査
    1. 活性化全血凝固時間(ACT)
    2. プロトロンビン時間(PT)
    3. 活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)
    4. クロスミキシングテスト
    5. フィブリノゲン(Fbg)
    6. フォン・ヴィレブランド因子(VWF)
    7. 第VIII因子(FVIII)
    8. 第IX因子(FIX)
    9. 第XIII因子(FXIII)とその他の凝固因子
    10. トロンビン・アンチトロンビン複合体(TAT)
    11. プロトロンビンフラグメント1+2(F1+2)
    12. 可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC)
      可溶性フィブリン(SF)
    13. アンチトロンビン(AT)
    14. プロテインC(PC)
    15. プロテインS(PS)
  2. 線溶系に関する検査
    1. プラスミノゲン(PLG)
    2. アンチプラスミン(AP)
    3. プラスミン・α2 - プラスミンインヒビター複合体(PIC)
    4. プラスミノゲンアクチベーターインヒビター1(PAI-1)
    5. フィブリノゲン/フィブリン分解産物(FDP)
    6. Dダイマー
  3. その他
    1. PIVKA-II
    2. ループスアンチコアグラント(LA)
    3. トロンボモジュリン(TM)
  4. 凝固・線溶の機序と検査の種類
  5. 凝固・線溶検査の異常を来す疾患・病態
  6. 各病態における臨床検査
  7. DICの診断基準
  8. 略語表

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