次のような治療法があります。
●病気の進行、治療効果には個人差があります。
CIDPやMMNの活動期の治療として、免疫グロブリン400㎎/㎏/日を5日間連日で点滴静注します。最近では第一選択になります。
異常な免疫反応を抑えるためのお薬です。多くの自己免疫疾患の治療に使用されます。通常は、5~60mg/日を服用しますが、症状に応じて量を増減します。
症状が重いとき、急激に悪くなるときには、大量ステロイド点滴静注療法(ステロイド・パルス療法)が行われることがあります。
血液中の病気の原因物質(自己抗体など)を分離、除去し、血液を浄化する治療です。主にCIDPの活動期の治療として用いられます。
●病気の進行、治療効果には個人差があります。
CIDP(MMN)の導入療法後の維持期治療として、免疫グロブリン1000mg/kgを1日もしくは500mg/kgを2日間連日で点滴静注します。
ステロイドや免疫抑制薬があります。病気の原因と考えられている、自己抗体の産生を抑えるための治療法です。主にCIDPの安定期の治療として用いられ、他の治療と併用することがあります。