退院後の管理や治療法は、冠動脈に障害が残らなかった場合と残った場合、また、残った場合はその程度によって異なります。
発症1ヵ月、2ヵ月、6ヵ月、1年、5年後を目安に診察を受けることをお勧めします。しかし、1年に1回程度は、診察を受けたほうがよい場合もあります。また、その後については主治医と相談してください。また、心電図、心エコー検査*などの検査を適宜受けることが望まれます。
急性期の症状がなくなってからは、アスピリンなどの血液を固まりにくくする薬(抗血小板薬)を2ヵ月~3ヵ月後くらいまで服用することがあります。
日常生活で気をつけることは特にありません。運動も制限する必要はありません。
特に、冠動脈に中くらいから大きな瘤が残った患者さんは、治療と生活の管理が必要ですので、主治医とよく相談してください。