はしか(麻疹)、風疹、麻疹・風疹混合[MR]、みずぼうそう(水痘)、おたふくかぜのワクチンのスケジュールに気をつけてください。
6ヵ月を過ぎてから、すべての予防接種を通常のスケジュールで受けることができます。ただし、はしかが流行っていない時は11ヵ月を過ぎてから受けたほうがよいと判断される場合もあります。これは、免疫グロブリン製剤にはさまざまな抗体が含まれており、せっかく予防注射をしても免疫力がつかず、接種する意味がなくなる可能性があるためです。下記に例をあげます。
おたふくかぜワクチンの接種の場合
パターンA
→おたふくかぜワクチン接種まで6ヵ月以上あけてください。
パターンB
→再接種※が必要です。次回のおたふくかぜワクチン接種まで6ヵ月以上あけてください。
パターンC
→次回のおたふくかぜワクチン接種まで6ヵ月以上あけてください。
前回接種したワクチンの再接種は不要です。
炎症を抑える効果が長期間持続し感染症にかかりやすくなる場合があります。生ワクチン[はしか(麻疹)、風疹、麻疹・風疹混合[MR]、みずぼうそう(水痘)、おたふくかぜ、BCG、ロタ]接種によりワクチン株による感染の恐れがありますので、必ず主治医にご相談のうえ受けてください。
薬を適正に使用したにもかかわらず副作用による疾病、障害等の健康被害を受けた方、あるいはこの薬が原因で感染症にかかり、入院治療が必要な程度の疾病や障害等の健康被害を受けた方の救済を図るために、医療費、医療手当、障害年金などの給付を行う公的制度があります。