こんな時、どうする?

血友病でも安心して海外旅行をするには?

  • まことくん小学3年生/血友病A患者
    好奇心旺盛
  • ママお料理上手なやさしいママ
    ときどき心配性
  • こころちゃん小学1年生/まことくんの妹
    ちょっぴり甘えん坊
  • ドクターまことくんの主治医
    血液にくわしい物知りドクター
ママ
親戚の結婚式が海外であるけれど、まことを連れて行っても大丈夫かしら?旅先で出血でもしたら心配だわ。
まことくん
ぼくも行きたいよお。
ドクター
しっかり準備をして行けば、恐れることはないぞ。
ママ
どんな準備をしたらいいのかしら。
ドクター
まずは主治医に相談して、緊急連絡先や製剤の種類・治療方法を書いてもらい持っていく。最低限の英語も覚えておくのだぞ。
ママ
薬や注射器を持っていては、保安検査場で問題にならないかしら。
ドクター
トラブルを避けるため、血友病であるためこの製剤が必要だという書類も主治医に書いてもらっておくのだ。*
こころちゃん
みんなで行こうよ。
*日本血液製剤機構(JB)では、旅行のとき携行すると安心な書類のフォーマット(日本語・英語)を用意しています。ダウンロード・印刷して、主治医の先生に書いていただいてください。
QRコード

旅先でなにかあったらと思うと旅行もためらわれますね。海外であればなおさらです。
まずはスマートフォンに翻訳アプリを入れ、日本にいるうちから使い方に慣れておきましょう。
薬の持参が必要になりますが、ロストバゲージ対策、また機内で投与が必要となる場合に備え、機内持ち込み手荷物を中心に荷造りするのがよいでしょう。
冷蔵保存が必要な薬なら、旅先のホテルに冷蔵庫があるかも確認しておきます。
海外旅行保険には、日本語の通じるヘルプデスクが適切な病院を紹介してくれるもの、受診時に電話通訳をしてくれるものもあります。
適切な準備をすれば行動範囲も広がります。海外を飛び回っている患者さんもたくさんいますよ。 *受託手荷物が行方不明になり、到着空港で受け取れないこと

(2026年Vol.81)
審J2603276