どんな治療が必要なの?
破傷風の発病と治療
発病
破傷風は症状があらわれると病状の悪化が速いので、傷を受けて3~21日後に次の症状がみられたら、すぐに医療機関を受診してください。
- 食べ物をよくこぼす、飲み込みにくい
- 舌がもつれる、口が開きにくい
- 体がだるい、全身の違和感
- 首・四肢のけいれん、こわばり
治療
発症後数日以内に非常に危険な状態になるため、入院が必要となります。
破傷風治療に用いるお薬(抗破傷風人免疫グロブリン)は発病初期に効果が発揮されるため、早めの治療開始が求められます。
治療の経過が良好であっても、すべての症状が消えるまでには、数ヵ月を要します。