JBは、地域社会のご理解ご協力なくして、事業を継続することはできません。また、献血は地域社会の善意により成り立っています。これからも、患者さんや医療関係者の皆さんをはじめ、地域社会の信頼をいただきながら、事業を継続してまいります。
JBでは、2022年度に、京都府赤十字血液センターからの献血協力の緊急要請に応じ、京都工場職員29名が献血に協力いたしました。また、東京都赤十字血液センターからの献血要請に応じ、本社および東日本統括部の職員46名が献血に協力いたしました。21年度には京都工場職員62名、20年度には京都工場職員65名、千歳工場職員48名が日赤からの緊急要請や臨時の献血に協力しています。ゴールデンウィーク、お盆および年末年始などの時期は、献血の確保が難しく、献血が不足する傾向にあります。引き続き、日本赤十字社からの献血への緊急要請に協力してまいります。
京都工場では、地域の救命活動に少しでも貢献できるようAED設置事業所として福知山市救急まちかど安全ステーションへ登録しています。また、心肺蘇生法およびAED使用法を習得するため、消防署との連携により市民救命士養成講座を継続的に開催しており、受講者には普通救命講習修了証が交付され、同工場の7割は同修了証を所持しています。さらに、普及救命講習会の講師資格である応急手当普及員も在籍し、職員の教育にあたっています。
JBでは、毎年消防訓練を実施し、千歳工場では、千歳消防署と連携し、通報から避難までの一連の流れや消火器を用いた初期消火訓練を毎年開催しています。また、消防設備の再確認や全職員を対象とした夜間時の火災や地震などの行動訓練を毎年実施しています。京都工場では、福知山消防署と合同ではしご車やポンプ車を使用した本格的な消防訓練を定期的に開催しています。また、その活動は、2018年に京都府危険物協会連合会の優良事業所として表彰されました。
千歳工場では、千歳市が市民の皆さんの健康を守るために取り組むがん検診の受診率向上およびがん予防に関する普及啓発活動に協力し、工場内でのキャンペーンポスターの掲示やピンクリボン活動への参加を行っています。
工場では、毎年定期的に交通安全活動の一環として通勤路にてセーフティコール(安全運転の呼びかけ)を実施し、地域の交通安全に取り組んでいます。
千歳工場は、自動車免許を保有している職員は交通安全に対するさらなる意識の向上を目的として毎年、安全運転活動の一つであるセーフティーラリーにも参加しています。
京都工場では、毎年2回、長田野工業センター主催の交通立ち番に参加し、「シートベルト着用」や「ながら携帯禁止」などの交通標語を呼びかけ、地域の皆さんが安心して通行できるように交通安全を見守っています。
JBでは、献血や血漿分画製剤事業への理解を深めるため、定期的に工場見学を受け入れており、年間約20件、300人余りの方にご来工いただいています。
ご見学いただいた方々は右のとおりです。
・医療系、化学系専門学校生
・血友病患者会
・日本赤十字社による工場見学と意見交換会
・福知山医師会看護高等専修学校生
千歳工場および京都工場では、大学、高専、高校、中学の学生・生徒を受け入れ、就業体験の機会を提供しています。
京都工場では、地域における小中学校のPTA 活動の一環として行われる「企業資源回収」に賛同し、段ボールなど1回2,000kg
程度をお渡しして、子どもたちの教育活動を支援し協力しています。
また、千歳工場では、新聞、雑誌、シュレッダー、混合缶、段ボールなどをリサイクルしています。
千歳工場では、工場周辺のゴミ拾いを行い、地域環境美化の活動に取り組んでいます。2023年度は春と秋の2回行いました。
京都工場では、春・秋の年2回、工場周辺のゴミ拾い(クリーンキャンペーン)を実施して地域貢献に取り組んでいるほか、年2回実施される長田野工業センター主催のクリーンパトロールで工業団地内全体の環境美化活動にも参加しています。
本社では、年2回社会貢献とSDGs理解向上を目的として、港区が主催する田町駅・三田駅周辺のクリーンキャンペーンに参加しています。
中央研究所では、毎年秋に事業所周辺の清掃イベントに参加しています。
千歳工場では、千歳ウエルカム花ロード(植栽活動)に取り組んでいます。ウエルカム花ロードでは、北海道を訪れる方々へ“おもてなしの心”をあらわそうと、市内の小学生やボランティアの方と一緒に空の玄関口である新千歳空港周辺の約7㎞の道に花を植えており、千歳工場では通勤経路沿いの約1㎞の植栽に協力しています。
JBでは、地域の皆さんとの交流を図るため、少年軟式野球大会の主催や、各種スポーツ大会などに参加しています。
毎年、JB旗争奪少年軟式野球大会を主催し、青少年育成をサポートしています。
各種大会に参加して地域とのコミュニケーションを図っています。
・長田野工業団地各種スポーツ大会 など
千歳市では、市民の皆さんが健康について関心を持っていただくことを目的として、健康に関するイベント「健康まつり」が毎年開催されています。千歳工場もこの活動に参加し、当機構の事業を紹介しながらミニゲームなどで地域の皆さんとのコミュニケーションを図っています。
日本赤十字社の活動を支援する目的で継続的な寄付を行っています。2023年度は10万円の寄付を行いました。
また、災害復興支援として日本赤十字社を通じて以下の寄付を行いました。
2024年1月
・令和6年能登半島地震災害
・義援金200万円
・ 日本赤十字社が行う災害救済活動への支援100万円
JBでは、日本赤十字社とNHKが協力して実施している「NHK海外たすけあい募金」を実施し、2023年12月には、70,619円を募金しました。
千歳工場に設置している自動販売機の売り上げの一部は、日本赤十字社へ募金される仕組みとなっています。
2023年度の実績は日本赤十字社の活動資金として集められた分と合わせて250,000円を募金しています。
JBでは学術研究などに幅広く支援しています。(ホームページ、「透明性に関する取り組みについて」をご参照ください。)
テイクアウトチケットを使用して飲食をする職員の様子
両丹日日新聞社提供