JBは、善意の献血血液を原料とする血漿分画製剤のリーディングカンパニーとして、
国際的な患者団体である「世界血友病連盟」(World Federation of Hemophilia:WFH)が制定した、
4月17日の「世界血友病デー」の趣旨に賛同し、血友病をはじめとする出血性疾患に対する認識と理解を深める活動に取り組んでいます。
【「世界血友病デー」について】 *以下、WFHホームページより
●4月17日が「世界血友病デー」に制定された理由
1989年以来、世界中の患者団体が、血友病をはじめとする出血性疾患に対する認識と理解を深めるために、
毎年4月17日を「世界血友病デー」としてきました。
この日は、WFH創立者であるフランク・シュナーベル(Frank Schnabel)の生誕日にちなんで選ばれました。
●世界血友病デーの目的
・「すべての人に治療を」というWFHのビジョンを達成するために、協調して一致した行動をとることの重要性をアピールする。
・主要な問題に注目を促し、血友病と出血性疾患にスポットライトを当てる。
●2023年のテーマ
「すべての人に治療を:治療の世界基準として出血予防」
【JBの活動】
1.血液凝固第Ⅷ因子製剤のWFHへの寄付
WFHの「すべての人に治療を」という理念に賛同し、SDGs(持続可能な開発目標)への取組みの一環として、
WFH人道支援プログラム※に参加し、治療機会に恵まれない国の血友病Aの患者さんの治療に貢献するため、
JBで製造・販売する血液凝固第Ⅷ因子製剤をWFHと連携してアジアの複数の国々に寄付をいたしました。
※WFH人道支援プログラムについては「こちら」です。
2.血友病の理解と認識を深めるための情報発信
JBでは、血友病の患者さんとそのご家族に向け、日常の生活をするうえで抱える様々な疑問やお悩みなどを支援する情報を、
季刊誌「クロスハート(Cross Heart)」を発刊して継続的にお届けしています。
最新号のクロスハート(Cross Heart)は「こちら」です。
また、バックナンバーは「こちら」です。
3.キャンペーンシール作成による血友病の理解と認識を深める啓発活動
世界血友病デーの目的に、「『すべての人に治療を』というWFHのビジョンを達成するために、
協調して一致した行動をとることの重要性をアピールする」ことが示されています。
JBではキャンペーンシールを作成し、職員全員や身の回りの方々に配布し、世界血友病デーに合わせたキャンペーン期間に
マスク等に貼ることで「世界血友病デー」の啓発活動を行っています。この活動を通して、職員全員の血友病をはじめとする
出血性疾患に対する認識と理解を深めるとともに、できるだけ多くの方々への啓発と理解に繋がることを期待しています。
なお、キャンペーンシールは、6月14日の「世界献血者デー」、7月の「愛の血液助け合い運動月間」向けも作成しており、
日本赤十字社の献血活動を応援し、献血の普及・啓発を推進するための活動も行ってまいります。